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PRESSRELEASE

"CREATURES"
[10/03/02]

"CREATURES"

前作"Nexus"は、ストレイテナーが築き、磨き上げてきたロックの集大成とも言える最高傑作だ。
2009年は"Nexus"とNexus Tourを経て、「4人のストレイテナー」という樹が改めて地に足をつけ、屈強な根を張るための1年だったと思う。
そしてその確かな手応えと共に、自らをプレッシャーから完全に解放し、自由に音楽を創ることに枝葉を伸ばし始めた。
そのファーストアクションとなる、今作"CREATURES"。
先行してシングルとしてリリースした"CLONE / DONKEY BOOGIE DODO"を足掛かりに、奔放なスタイルの楽曲が次々と生まれた。
この作品には、古いアイデアも新しいサウンドも当たり前に混在し、ジャンルや世代観に捉われない普遍的な音楽が鳴り渡っていると思う。
予めコンセプトや目標を掲げることや、アルバムの統一性のために辻褄を合わせることは一切せず。
故に自分達でもこの作品を完成形として良いものか、満足して良いものか、まだ収集がつかないままでいる。
でも、それでいいと思う。
音楽は人に聴いてもらい、共有することで、存在する意味を得て、力を育む。
"Man-like Creatures"
シングル曲を選ぶ上で通常重要視されるであろう、万人に受け入れられ易く間口を広げようとする意図は、はっきり言って完全に欠けた曲だ。
(だからこそシングルカットした?)
しかし、問題児扱いされるやもと思ったこのシングル対するリアクションは、予想以上に良いものだった。
生温い淀んだ川に、鋭く尖った一石を投じ、飛沫を上げ波を起こす。掻き回す。
そういうアクションを待ち侘びている音楽ファンはたくさんいる。
アルバムに向けて希望を持てた。
アレンジやサウンドクリエイションにおいては、極めて緻密に追及し妥協なく洗練した。
結果、ひとつひとつの曲が持つ色相と表情が明らかに違ってくる。
"CREATURES(生き物達)"と名付けたこのアルバムには、曲のタイトルにもあるように数々の生き物達が息づいていて、人間を含め生命を授かった我々生き物達の、生と死、光と闇を物語っている。
ここにあるのは哀しくも美しい世界だけではない。
悦びに汚れた世界でもある。
それが今、理想や希望を歌う前に描かなくてはならないリアリティだと思った。
痛みや苦しみから目を逸らさずに、耳を塞がずに、"CREATURES"を聴いて、感じて、楽しんでほしい。

2010.3.2 ストレイテナー ホリエアツシ


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